quiet funk DE-CANA VIE [カラーコード　”Y.M.O"]

せっせと汗を流していたら、もう8月も終盤に。
セミの鳴き声もきれぎれになり、散歩に行くと地面に転がる屍があちらこちらに目につく。
あのクソうるさい鳴き声は実にオスだけによるもの。
異性への求愛アピールのために命果てるまで歌い続けるのだとか。
しかも、その歌の良し悪しでメスはパートナーを選ぶといわれてる。
相変わらず激動の生き様だなあと、今年もセミは情に夏の余韻を残す。
もしあの鳴き声がセミ達にとって芸術的な要素を含んでいるのなら、
この言葉はセミ達にとっても金言だろう。
「 芸術は長く、人生は短し」
今年亡くなったY.M.Oの坂本龍一氏が好んだという一節。
Y.M.Oといえば高橋幸宏氏も今年亡くなった。
残るは宇宙人細野晴臣氏だけとなった。
とても切ない。時代を切り開いたY.M.Oの灯火が一つ一つ消えていく。
だが、彼らの芸術はこれからも永遠に鳴り響き続けることは明々白々。

そして蝉の鳴き声も、これもまた永遠に。


quiet funk
DE-CANA VIE
カラーコード　”Y.M.O"

ウッド製　1/2oz.class
全長54mm

1996年”デカダンス”デビュー時にライナップされていた知る人ぞ知るビッグバスキラー一撃色。
今年絶対に実現したかったY.M.Oの蝉。
リベラルアングラーズ LTDリクエストで念願の復活。