ADLOCK FAKE BAIT.co WORK ON 003 "POP ALERT" ANGRY ORENO [OP]

ADLOCK FAKE BAIT.co WORK ON 003 "POP ALERT" ANGRY ORENO [OP]

販売価格: 11,000円(税込)

Brand A.F.B.C
Lot. work on.003
Concept. POP ALERT
Code name. ANGRY ORENO
Craftman. secret x
Directed. LIBERAL ANGLERS

80mm 24g±
3 Colors

Hook.
2/0 eagle claw&2/0 bronze Hook(England Unbranded)
70S~80S DEAD STOCK
古いフックのため、フックポイントが甘いものが混ざっている可能性があります。
念のため、使用前に針先を研ぐことをお勧めします。

blades .
U.S.A Unbranded
80S DEAD STOCK
施されたペイントに、保管/輸送時にチップ傷がついた個体もあります。
古いアメリカものなので、ご了承ください。


事の次第

BASS ORENOは、現在、日本のサーフェイスシーンでは一般的にダーターと呼ばれるジャンルにおさまっている。
だが本国アメリカでは、フローティングダイバーやダイビングベイトという解説が多い。
そして面白いことにバスフィッシング黎明期の70年代の日本では名作ポッパーとしてよく紹介されていた。

どれも正解だと思う。

強いて言うならば名作ポッパーというのが、ちょっと強引な気もするが、
3.4年前にとあるオレノタイプのプラグを入手したことで、その違和感が払拭された。
おそらく70年代頃の名もなきオレノタイプのローカルプラグ。
リアにブレードを配した小ぶりのプラスティックプラグ。
これがポッパーとしての素質が秀逸。
オレノタイプのポッパーとしての側面にとても強いポテンシャルを感じた。

世界がコロナ渦に呑まれる寸前の2年前の1月11日。
とあるリザーバーの岩盤エリアで、そのプラグでポップ音を鳴り響かせてると、真下から強烈バイト。
極寒の静かな山中に、怒り心頭のブラックバスが見事な破裂音を轟かした。
このグッドバスをキャッチした瞬間、WORK ON 003のコンセプト”POP ALERT”(ポップ警報)が発動。

ポッパーとしての顔を特化させたオレノの制作に着手。
とは言え自分の仕事は、草案と方向性を決定すること。
今回もスペシャルな協力者の方々のおかげで、理想以上のものが形となりました。

ここに名作ポッパーと言い切れるオレノタイプのフェイクベイトが誕生した次第でございます。

アクションについて
今回のアングリーオレノのアクションの軸はポッピング。
ディープに張り付いたバスや低活性のバスに対し水面で執拗にポップ音の警報を鳴らし怒りを誘発させる狙いです。
基本的な誘いではありますが、新たなバリエーションとしてなりえる個性を加味しています。
移動距離を抑える為、ブレーキの役割を持たせたブレードは、もちろん音や光でのアピールの一役も兼ねますが、何よりハンガーリグにぶら下げることで可動域が広がり、様々な水のヨレを引き起こします。
輪郭はこんな感じです。
あまり主観で語ると、せっかくのプラグが型にはまって死んでしまいますのでこの辺で。

色について
今回は3色です。

1 .RH-Breeding color- レッドヘッドの婚姻色
レッドヘッドも繁殖期や興奮状態になると赤みを帯びる。
一見、ベーシックなレッドヘッドですが、エラあたりにうっすら赤い発色を帯びています。
写真ではわかりずらいですが、実物はしっかり赤みが浮かび上がっっています。
バスの色覚はR・G(赤・緑)2色型と言われています。
微妙なグラデーションも人とバスでは見え方が違うと言います。
このカラーは一体どのように見えるのか?
もしワームでこのカラーを再現するととてもナチュラル系になると思います。
どうでもいいことですが....。
求愛行動をイメージしてアクションさせるのがグッド。

2. R&B レッドマウス&ブラックボディー
全く隙のないソリッドブラック。
ポッパーでのピンスポット狙いでは、このカラーが最も適していると思います。
一番外せないカラー。
ミスバイトも少なく、朝昼夕問わず、濁りにも強い最も信頼性あるカラーですが、最近、目が衰えてすぐ見失います。
それに遠投したらどう動いてるのか見辛くてとても困ってます。

3. OP オレンジパーチ
シンプルにきらびやかなTHE BASS PLUGが欲しくて制作。
バスプラグの魅力の一つ、それは「かっこよさ」。
釣れる釣れないは置いといて、男心をくすぐられるカラーリングが存在する。
いわゆるこれで釣りたいと思わす魅力。
個人的にシンプルでクールな奴が好み。
このカラーはクラフトマンが提案してくれたカラーで一瞬で一目惚れ。
完全に自分の好みを見透かされてるみたいで、なんだか小っ恥ずかしいカラーでもある。

3色ともヘッドの溝の部分(RHはレッドの部分全て)はクリアーの塗料で着色しています。
よく見ると木目が透けて見えます。
野球のバットの話になりますが、メジャーリーグの選手には無塗装のバットを好む選手がいるとか。
塗装されたバットで打つのとは違った軽快な感覚が得られるらしい。
その道のプロ曰く、どうやら塗装膜がクッションとなり反発力に影響を及ぼすらしい。
このオレノは、とにかく水面を叩くのが身上。
水面をヒットさせる部分の膜厚を少しでも下げることで、ちょっとでも軽快にならないかと妄想..。
結果、なんとなくなってる気も....。思い込みはプラッギングの大事な要素です。
それとこの手のプラグはとにかく顎部分の塗膜がダメージ受けやすい。
ならばと最初から薄くしています。

以上。