CRAWLER YANMA 1st

CRAWLER YANMA 1st

全長11cm (プロペラ含む)
18g (フック含まず)

8800yen (税含む)

フックは未装着 簡易パッキンでのお届けとなります。

希望であれば、がまかつトレブルRB-MH前#3、後#4のセッティング(最終写真参照)でよければ、こちらでセット(無償)させていただきます。
その場合は備考欄でおしらせください。

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CRAWLER NOTE

推奨フック。
がまかつトレブルRB-MH.#3と#3
もしくは前#3、後#4。

オーナーカルティバST-46.#3と#3
もしくは前#3、後#4。

ダブルフックを好む方は日本の部品屋さんのサーフェスリグに交換もいいかと。

ボディ全体が揺れます。
糸ヨレ防止にボールベアリングスイベルを装着してますが、そもそもこのジャンルは回転してしまうルアーです。
回転してしまわないスピードで操るのがキモです。究極は回りそうで回さない、です。
河川使用で少しでも抑えたいなら針に糸オモリを巻いてください。

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これまでの職業経験や特技/趣味をルアー造りに活かすビルダーは少なくはない。
家具職人であったり、塗装工であったり、デザイナーであったりと、様々な知識や技術または知恵が反映されて独特な発想のプラグを産み出される。
十数年前に元競泳競技者だった彼と出会った。
彼は、とある工房でプラグ製作の仕事に従事していたが、あるきっかけで独立することとなった。
クローラーと名乗り、何にも媚びない独創的な自由形というべき創作活動が始まった。
自ら水面に浮き、泳ぎの力学を理解し体感している人間がどんなプラグを造るのかとても興味深かった。
その期待は外れることなく斬新なプラグが次々に製作されてきた。
一風変わった風貌だが、それを被うのは徹底した理論。創作の軸に解体/再構築のような抵抗心が垣間見れられる。
ただし製作は完全マイペース。気分が乗らないと造らないというのが難点か(笑)
それが功を奏してか、どのプラグも実に明確にコンセプトを顕すアクションに結実している。
一見、癖の強いプラグが多い。が、それもバスに直結した考えに沿ったもので、決してトップウォータープラッガー的な趣味嗜好は全く汲まれていない。
未だもって、得体の知れないガレージブランドだと思う。
ただただ、そのルアー製作への研究熱心さには全く恐れ入る。そしてよく釣れるということにも。

今回、ご紹介するのは新作YANMA。
昨年、このプラグの製作途中らしき写真が数枚、夜中に送られてきた。
ようやく形になったようです。
標準でフックは装備されてません。釣り場や好みでフックをそれぞれセッティングしてくださいとのこと。
見た通りフロントビッグペラ。ただ最大の特徴は浮力のあるウレタン素材のプロペラの採用によるボディのスリム化。
通常、フロントビッグペラのプラグは金属製ペラの重量をカバーする為にヘッド部分にボリュームを持たせバランスを取る必要性がある。
そこから解放されたYAMAMEの細いボディは、類をみないほど大きな揺れで波紋を発生させます。
あまり多くは話しません。興味のある方は、ぜひ自分の目で感覚で、このアクションを味わってください。