商品詳細

quiet funk BASS'N POP VIE [L.A Limited 「BASS」]

販売価格: 9,900円(税込)

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その昔、ペンシルベイトはクワイエットと呼ばれ、ポッパータイプはブルームパースと呼ばれた。

そのブルームパース(ポッパータイプ)の話。

このタイプのプラグのルーツはおよそ一世紀前から存在する。
元々はダイビング目的でデザインされたヘッド形状だが、のちにポッピングというテクニックが副産物として生まれ、それを特化させる形でカップ状のデザインが展開されていったとされる。
当時の詳しい経緯は今となっては霧中だが、その機能は的確で効果は定石。
ルアーフィッシングには、なくてはならない一手となっている。
ポップ音/チャグ音はとにかくバスを刺激する。

このポップ音についてだが、昔、このような観察実験の調査報告を読んだことがある。
それはブラックバスと小魚を同じ水槽で飼育し、ブラックバスの捕食タイミングを調査したもの。
そのレポートでとても興味深かったのが、バスの捕食を誘発する方法について。
釣りの場面でいうと、いわゆるバスのスイッチを入れる方法とも言える。
その方法は至ってシンプル。バスの餌となる小魚に餌を与えるというものだった。
小魚の活性が一斉にあがり、水面に集まってチャプチャプと水面を騒がし出すと、それまでジッとしていたバスがいきなり捕食体制に入るという。
小魚達の警戒心が解かれる瞬間を狙う狡猾さか、はたまたは単に周りに感化されやすいお調子者なのかはわからない。
ともかく、この結果を知って、ブルームパースがとても理にかなったものだと感心した。
それを知ってこのタイプのプラグアクションがとても意図的な演技になった。
もちろん、大きなポップ音で他のバスの捕食音を疑似って競争心を煽ったり、ハイピッチアクションでパニック状態を演じるという誘いもあるが、自分は静かな釣りが好みなので、小魚のフィーディングシーンを意識するアクションがとてもしっくりくる。

当時のバスマンがどこまで理解していたかはわからないが、経験から生み出されたものには必ず裏付けが存在している。

もちろん、これまでもそこまで踏み込んだバスプラグというものは多々存在する。

オールドファンに人気のBuckeye BaitのBUG-N-BASSは虫を追いかける小魚を演出する。
ビンテージファンに人気のLloyd & Coの Hungry Jackも小魚を咥えた姿で確信的。
近年の日本サーフェイスベイトでも激震の傑作ローカルのジグローが蝶を追いかける魚を再現している。
などなど、アクションはそれぞれ違うが構図的にはどれも不純のない自然の模擬風景である。
エッジの効いた遊び心と想像力がバスフィッシングをさらにエキサイティングにする。

リベラルアングラーズ ではこれまでクワイエットファンク に”共食いシリーズ”としてBASSカラーのオーダーをしてきた。
今回、この激しい共食いの習性に加え、このブルームパースの効力をプラスした三段喰いの衝撃を狙ったプラグを限定製作してもらいました。

それがこの今年復活したQFのVIEシリーズ最新作
BASS'N POP VIE
Liberal Anglers 野生考察共食いシリーズ  ”BASS”
1oz. 110mm Wood ジョイント

QFのフラポッパーへのトリビュート的プラグであるその名もブルムパースが水面でフィーディングシーンを演じる。
喰べようととしてるのはZOOPか?!これはQFのプラグ同士の共食いでもある!?
バス喰うバスを喰うバスを狙うオーセンティックトリッキースタイル。


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