「あなた、もう日本にこの生地を送るのはやめて。もうほとんど残ってないじゃない!」
カナダの小さな生地屋の寛容なオヤジも嫁の言うことには逆らえない。
こんなやりとりがあったかはあくまで想像だが、これまで快く日本に送ってくれていたオヤジは「sorry」と言葉を添えLiberalAnglersへ供給停止の連絡をしてきた。
このクッション、最初に作ったのは3年前。釣行時のロングドライブでの腰当て、それに車中泊や昼寝の際の枕にと小振りなクッションを自分用に製作。が、その後、とあるアウトドアイベントに出展してみると思いもよらぬ好評を得たので調子に乗って量産。ロットン釣具店やハンズの催し物などで好調なヒット作だったのだが、冒頭の理由(想像)で生産できなくなった。
釣り人、鹿、テント、ランタン、焚き火、カヌー、猟犬、鳥、そしてBASS。
こんなアメリカンファブリック、そうはない。マダムのくそったれ。
もう製作不可と思ってたが、津波ルアーズのファブリックの時と同様に、これまた製作をお願いしている製作所(津波ルアーズとは別)に聞いてみると生地が少しだけ残っている事が判明。
それを使いアルパカどうぐ店の為に何とか数個の製作ができました。
これがほんまのラスト。
最後のOUTING クッション。
OUTING CUSHION
SIZE 300x300
表面 アメリカンファブリック
裏面 日本製コットン(ツイード風プリント)
3240yen